[マーメイドカフェ]

その三


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 彼女の指が緩やかに、俺のうなぎをしごき始める。
「どんどん膨張してるぞ……」
 そう囁きながら、空いている手で俺を引き寄せた。
 濡れた合成繊維に包まれた、彼女の柔らかな胸が押し付けられる。
 俺は自然に彼女を両手で覆うような形になった。
 不意に。
 彼女は少しかがんだかと思うと俺の乳首を吸った。
「うぅ!」
 俺はクゥの頭を一瞬、引き離そうとした。
 初めての感覚だったからだ。
 彼女はその生き物のような舌で、俺の乳首を転がすように舐め回した。
 彼女が口を少し離し、俺を上目遣いで見上げる。
「ふふ、乳首が勃起したぞ」
 鼻眼鏡の奥から睨むように、しかし、楽しそうに見つめた。
 水面の下でも攻撃は続いていた。
「ん、先のほうからプールの水とは違う、粘り気を帯びたものが出てきたな」
 彼女は親指の腹で俺の亀頭をさする。
 俺は息を素早く吸い込んだ。
 今までされたことの無い刺激で思わず、目をつむる。
「さっきの乳首と言い、亀頭の反応と言い……君は、もしかして初めてえっちするのか?」
 目を開けると彼女の少し期待を込めた瞳の輝きがあった。
 俺は照れくさくなって、ぶっきらぼうに答える。
「そ、そうですよ!」
 クゥは、ゆっくり頷く。
「さっきの駆け引きが物凄く巧かったから、まさかそんな事はないかと思ったが……そうなのか」
 少し淫猥に微笑む。
「君はもしかすると、そういう天性の才能を持っているのかもしれないな」
 そんな事をしゃべりながらも、彼女の手は止まらない。
「ああ、凄く硬くなってきた……気持ちいいか?」
 きゅっきゅっと音を立てるように上下する彼女の指。
 俺の海パンは太ももまで下ろされていた。
「ほら……」
 彼女が俺の左手を自分の胸に持っていく。
 導かれるまま、名札の布の上からその柔らかい重みに乗せた。
「揉んで……くれないか」
 俺はどうやれば良いか解らず、とりあえずボールを揉むように力を入れた。
「ん! もっと、優しく、な……」
「あ、ご、ごめん」
 中にはパッドのようなものは入ってないのだろう。本当に名札と水着一枚だけの感触だ。
 今度は優しく触るように、揉んだ。
「そう、巧いぞ……」
 彼女はゆっくり息を吐いた。
 俺は手のひらを、胸の下から押し上げるようにして、その感触を味わった。
 不意に俺の親指が、何か突起に引っかかった。
「あっ……そこ」
 彼女は俺の海綿体をしごく手を止めた。
「乳首?」
 俺は、それを人差し指の付け根と親指の腹で軽くつまんで、ねじった。
「んん! そう、それはわたしの乳首、だ。陰核の次に、はぁ、わたしが、うっん、感じるところだ」
 目を半分伏せて、あごを上げた。
 やや赤味の増したほほには水滴がいくつも光っている。
 身体をくねらせ、俺の手に胸を押しつける。
「ああ、ん、きもち、い……も、もっと、お願い、する」
 俺は言われたとおりに、さらにその突起を責めた。
 ゆるくつまんで、軽く引っ張る。
「んぅ!」
 そのまま指で潰す。
「ぐ! はっ、ああ……」
 彼女は俺に抱き付く。
 また、いたずら心が湧き上がった。
「手が止まってるぞ、駄目じゃないか」
 彼女は素直に頷くと、また、俺のフランクフルトをしごき始めた。
 俺はそれを見ながら、同じ水中にある彼女の股間に手をやった。
「あっ!」
 びくっと、電気くらげに刺されたかのように激しく反応する。
「ここが、一番、感じるんだろ」
「はぁっ、はぁっ、そう、そこが、一番、いい!」
 中指で、その大事な部分を水着の上から刺激する。
 滑らすように、こすった。
「ああ、ああ、ああ……」
 彼女の喉の奥から平坦な声が出てきた。
「気持ちいいの?」
 耳元で囁く。
 彼女はこくこくと、うなずくだけで声にならない。
 俺は指を早く動かすことにした。
「あああ! はや! 指、いい!」
「指、気持ちいいの?」
 彼女は腕を俺の肩に回し、徐々に足を開く。
「いい! ゆび、きもちい! あ! ああ! も、もっと」
 俺は彼女を支えるように、さらにこする。
「もっと、どうして欲しい?」
 荒い吐息の中から彼女は言葉を搾り出す。
「な、中! 中に、指、い、れ、入れて!」
 どうすれば良いのか、一瞬戸惑ったが、すぐ先輩の言葉を思い出した。
“旧式のスクール水着は、セパレートになってて、下だけをずらす事ができるんだ、むふー”
 俺は先輩の無駄知識に感謝した。
 水着をずらして指を中にいれる。
「ふぁぁっ!」
 彼女のワカメの奥に赤い真珠を感じ取った。
 明らかに粘液質の液体が溢れていた。
 熱い。
「自分でも解るだろ、凄くぐちょぐちょじゃないか」
 彼女はその声に、頭を振っていやいやをした。
 その切なそうな表情が俺を刺激した。
 前後にこすっていた指の内、中指を曲げ、埋め入れてやる。
「ひうぁぁ!」
 そのまま、リズミカルに出し入れを繰り返した。
「ああ、ああ、ああ」
 半分開かれた口から唾液が垂れ光る。
 彼女は、反り返って、胸を突き出す形になった。
 俺はその水蜜桃に水着の上からむしゃぶりついた。
「ひん!」
 泣きそうな声を上げたが、哀しいわけではないだろう。
「あ、いい、いい、いい」
 彼女の腰が動き出す。
 俺はそれに合わせて指を素早く出し入れした。
「あ、あああ、あああ!」
 俺の手と彼女の腰が大きな波紋を作り出す。そのたびに、ばしゃばしゃと激しい水音が響いた。
「ん、ん! んんん!」
 突然、俺のモノを握る彼女の手に力が入った。
「んあぁぁぁッ!」

 がっくりとうつむく。
 俺の胸に額をこつん、と当てた。
 大きく肩で息をしている。
「あ、はぁ、はぁ、イッて、しまった、はぁ、ようだ……」
 息を吐くたび小刻みに震えている。
「こんなに早く、イクなんて……初めてだ。君が、相手だから、かな」
 可愛い。物凄く可愛い。
 俺は彼女のあごを上げさせ、深いキスをした。
「ん、んん、ぷぁ……」
 離れたその紅潮した顔に、唇から垂れる唾液がとても淫猥だ。
 彼女は俺の乳首をまた舐める。
「んん」
 そうしながら俺のモノを握り直し、さっきまでより早くこすり始めた。
 俺の身体からちょっと離れて、俺の目を熱く見上げた。
「はぁ、はぁ、君も、わたしで、気持ちよくなって、欲しい」
 俺のモノ全体を強く、時には弱く、こすり続ける。
「これも、触ってあげよう」
 彼女は片方の手で、玉の入った柔らかな袋をさすり出した。
「うぅ」
 棒のほうは激しく。玉のほうはやわやわと。絶妙の指使いだ。
 俺の息がだんだん荒くなる。
「あ、はぁ、はぁ。気持ち、いいんだな? 陰のうが、だんだん、上がってきたぞ」
 俺は限界に近づいた。
「はぁはぁ、イキそう? はぁはぁ、イキそう、なんだな?」
「あ、ああ。もう、すぐ、出そう、だ」
 彼女の手の動きと水しぶきが激しくなる。
「ああ、イッて、イッて、わたしの、手で、イッて!」
 腰が勝手に動く。
「ん、い、イくっ、イくよ!」
 波が来た。
 思わず俺は彼女を強く抱きしめる。
「うぅうッ!」
 強く痙攣する。同時に、俺の中から精が放たれた。
 彼女が艶めかしい声を発した。
「はああん! びゅぅって、びゅぅって、出てるぞ……」
 俺は彼女を離し、そのまま後ろの水面に倒れ込む。
 目にライトが飛び込んで来た。
 まぶしい。
 頭の中まで真っ白に、なった。


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