その言葉は、要求とも誘惑とも取れる。
涼夏は立ち上がった。
俺と、俺のおしべを舐めるように、見下ろす。
ずり上がった制服をいったん延ばし、まず、セーターを脱ぐ。
彼女は頭を振って、髪を広げる。
爽やかなシャンプーの香り。
次に、なぜか、シャツではなく、その中のブラに手を掛けた。
俺に背中を向け、外す。
前のほうからプチ、と小さな音がした。フロントホックのようだ。
衣擦れの音を立てながら、肩から取る。シャツのすそから出し、机に置いた。
そして、そのままの姿勢で、今度はスカートに手をやる。
わきのホックを外し、床に落とす。
ブルマを履いたお尻が、シャツの向こうに見え隠れする。股間だけだった濃い色が、全体に広がってしまっていた。
それがまるで腰や、お尻そのものと一体化したかのような艶を与えている。
彼女は、大きく開けた胸元を、隠すようにしながら、振り返る。
白いシャツが、汗と陽光で透けて、下の肌色が見える。
少し、俺を睨め付けるように見た。
俺はドキリとする。
彼女は、腕の中で窮屈そうにしている胸を、ゆっくり、解放していく。
第三ボタンまで外されたシャツに、まるで張り付くように、おっぱいが盛り上がっている。
乳首とシャツはゼロ距離だ。ツンと立っているのが、ハッキリ解る。
夕日に照らし出される彼女は、妖艶に微笑んだ。
「こういうのも、好き、なんだろう?」
はい、大好物です。
涼夏の立ち姿から、甘い香りが立ちのぼっていた。
俺はその香りに酔い、女神のような美しさに見とれてしまう。
風呂上がりのように、しっとりとした黒髪。
上気したせいで、うっすらと曇る眼鏡。その奥で獣のように、燃える瞳。
さっき、俺の精を飲み込んだ唇が輝く。
ハリのある丸い乳房は、その弾力を強く主張している。
俺の体液と涼夏の汗で、ぬめぬめと光る滑らかな腹と、見事にくびれた腰。
そして、甘い香りの中心点を秘めたブルマ。
涼夏は、俺の正面で机に腰掛ける。
ギシ……
机の脚が軋む。
彼女は俺を見据えながら、ゆっくりと膝を開く。
「きて……くれ……」
その声はほとんど聞き取れないほど、かすれていた。
だが、俺の深層意識に訴えるには充分だった。
俺は花に吸い寄せられるミツバチのように、すぅっと涼夏のその部分へ移動した。
今度は俺が膝立ちをする。
肩に、彼女のすらりと伸びる太ももを乗せた。
鼻を近づけると、香りが強くなった。生クリームのような甘い香りがする。
これは……よく言うフェロモンなんじゃないか、そう思った。
俺はそのフェロモンの蒸れた香りに、さらに強く酔うような感覚を覚えた。
「涼夏」
そう名前を呼んで、その盛り上がっている部分に、鼻と唇を押しつけた。
「んっ」
涼夏は反応し、俺の頭を両手で押さえた。かすかな息が漏れる。
俺は、鼻で息をしながら、顔を左右にぐりぐり動かす。
「やっ……そんな……うっ」
涼夏の膝が軽く閉じ、熱い湿り気が増したのを感じる。
「いくらでも、濡れてくるんだな……」
両手でその部分の周りをなぞりながら、つぶやく。
涼夏は俺を軽く睨む。
「っはぁ……なんてことを……ん、言うんだ……」
そのセリフの響きに羞恥の色を見て取った俺は、また、いたずら心が刺激された。
「ふふ、涼夏にはいつも羞恥プレイされてるから、こんな時くらい、逆にな」
「……ん、君は、莫迦……だな……っう」
そう言いながら、目をそらす。だが、嫌がるようすはない。期待が混じっているようにも思えた。
「バカか……そうか……ふーん」
俺は、足の付け根を持ち、軽く広げる。
空いている手の中指の腹で、盛り上がっている部分の上をスッスッと、往復させた。
うう、と言うくぐもった涼夏の喉の音が、聞こえる。
「んー、ここかなぁー?」
中指の腹を、ちょうど敏感な突起があるだろう部分に持って行き、ぐっと押し込む。
「うあ!」
youはshock!愛の鼓動が早くなった気がした。
俺はそのまま、微振動を送った。反応を見ようと顔を上げる。
そこには、大自然の神秘が広がっていた。
目の前には、ブルマに隠された秘境、淫靡な沼と丘がある。
そこからヘソを中心とする、なだらかな白い平原が広がる。
そのすぐ向こうにそびえる2つのマッターホルンは、大きく上下していた。
その動きに合わせて、荒く深い息が、断続的に聞こえる。
「はぁ……はぁ……っ……はぁ……はぁ……」
俺は、微振動をやめ、彼女の目を見る。
涼夏はうっすらと開いた瞳で俺を見て、頷いた。
俺は無言で、ブルマに手を掛ける。
涼夏は、俺の両肩に乗った足に力を入れ、腰を浮かせる。
エロい姿勢だ。
スッ……
ブルマだけを素早く俺のほうへ引いて、お尻を通過させる。
俺の手前に来た、ぐっしょり濡れたブルマ。
これはもう、嗅がなくては、なるまい。
くんか、くんか。
「うう……ヘンタイめ……」
涼夏は声にこそ動揺が現れていないが、顔を押さえた。
フェロモンの香りが強い。たっぷりの蜜と生クリームでできた、花の香り。
くんか、くんか……
ふぃー、堪能した。
やっと、ブルマの向こうのパンツに目をやる。
左右の小さなリボンがアクセントになった、淡いピンクのパンツだ。
その股間には彼女の若草が、うっすらと透けて見えている。かなり少ないようだ。
俺は、ブルマを名残惜しく思いつつも、彼女のすねまで降ろす。
いったん、彼女の脚を高く上げ、その内側に入り、肩に乗せ直す。
ちょうど、左右の太ももと、前のパンツ、後ろのブルマに囲まれる形だ。
四面楚歌、と言う言葉を思い出す。……いやいや、全然窮地に陥ってないぞ。
むしろ、こんな四面楚歌ならいつでも歓迎だ。
図書室の机に、寝転がる格好の涼夏。
腕を曲げ、手を口元に当て、胸を隠すようにしている。よくグラビアなどで見るポーズだ。
もちろん、そのたわわに実った果実は隠しきれてはいない。シャツからその丸みが、はみ出ている。うーん、いいね。
俺は、涼夏のパンツに目を戻す。
「でも意外だな……こんなパンツ、はいてるなんて」
「ん……なにか……君から見ておかしいか……?」
「いや、可愛いな、と思って」
俺の瞳を見て、わずかに微笑む彼女。
「そうか……だが、主語をハッキリさせてくれないか。可愛いのは、わたしか、それともパンツか」
「流れから行くと、パンツだな」
さらりと言ってやった。
すると、とたんに彼女の目に涙が浮かんできた。
「あ、ちょ、その……可愛いのは、涼夏だよ! 涼夏!」
俺は顔を真っ赤にして、言った。恥ずかしいったらない。
「心がこもってないぞ……」
口調も表情も淡々としているが、目からは今にも涙がこぼれそうだ。
あーもう!
俺は、顔を引き締めて、真剣な目で言った。
「……可愛いよ、涼夏」
彼女は両腕を広げ、俺に抱きついてキスをする。
「ん、んん……」
2回目のディープキス。
涼夏の積極的な舌が俺の舌と、絡み合う。
俺は、求められていると、自覚した。
「ん、ぷぁ」
涼夏は口を離し、俺の目を見て言う。
「そう言えば、今まで1回も、君から可愛いなんて言われたことはなかったぞ」
少し、ほんの少し、責めるような口調。
「あれ、そうだっけ?1回も?」
俺がそう言うと、涼夏はまた、少し微笑んだ。
何か、おかしなこと言ったか?
「君がそう言うってことは、つまり今まで、ずっとそう思っていたってことだ。嬉しいぞ」
そうか。そうだな。いつも心では思ってた。
だから、とっくに言ってた気がしたけど、やっぱり、言葉にしないと伝わらない想いはあるんだな。
俺は、涼夏を寝かせ、彼女の下腹部を前から、覗き込むような体勢になる。
「よく見せて」
太ももの間に、顔を埋ずめるようにする俺。
薄布に覆われている、控えめな若草と花びらが、すっかり透けて見えてしまっている。
花びらは、桃色。その色にとてつもなく興奮した俺は、闘牛の牛だ。
勢いで、思わず、唇を押しつけてしまう。彼女の腰が一瞬、浮く。
「んあっ!」
その反応を確かめるように、荒々しくキスの嵐。
唇を押しつけるだけでなく、吸ったり、甘く噛んだり、舐めたり、思いつくことを全てやる。
「あああっ! あっ、あああ!」
ピク、ピクン!
そのたびに背中をのけぞらせて、反応する。
彼女の両手が、ふいに俺の頭を掴む。髪がぐしゃぐしゃになる。
荒い呼吸の中から、言葉を紡ぐ。
「はぁ、はぁ、も、もっと……はぁ、はぁ……して……」
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