いつも欲求には、素直な彼女だ。
だが今はいつもと違い、俺が恥ずかしがる状況じゃない。
その欲求を生み出しているのは、俺なんだから。
そう思ったら、興奮がさらに高まってきた。
いったん口を蜜から離し、また無言で、パンツに手を掛けた。
今度は目の合図もなく、急に引っ張った。
パンツは涼夏のお尻のほうで、机に挟まって一瞬、抵抗した。
だが、そのぬめる液体のおかげで、すぐ勢いよく脱げた。
露わになる彼女の秘所。それは溢れる露と共に、すっかり開いて俺を待っていた。
やはり、陰毛は控えめだ。
彼女はうっすらと目を開き、上気した顔で俺を見る。
額から汗が流れていた。
「あんまり……見るな……」
そう言って、手で隠す。
俺は少し笑う。
「毛……少ないんだな」
彼女はちょっと考える。
「ふむ……人と比べたことがないから、解らないな……」
そう言うと何を思ったのか、拾われてきた猫のように俺の目を見つめる。
「君は……そういうのは……嫌い……か?」
おずおずと聞いてくる。
「いや、んなことないよ。それも涼夏だから。」
俺は笑って答える。大丈夫。俺は涼夏のこと、好きだから。
恥ずかしくて、口には出して言えないけど。
「……なら……良かった」
彼女の声に安堵の響きがあった。
夕暮れが迫る図書室。
古い本の匂い。
電気も点けず、大きな机の上に寝ている綺麗な俺の彼女。
今の彼女が身につけているもの。
それは制服の半袖シャツ一枚と、足首まで下げられたパンツ、ブルマ。それから靴下、靴。最後に眼鏡だ。
眼鏡は、やっぱ大事なポイントだよな。
夕日に赤く染まる彼女。
軽く腕を曲げ、口元に置いている。
胸元の大きく空いたシャツからは、おっぱいがこぼれそうに見える。
その下に伸びている見事な脚線美は、ため息が漏れるほどだ。
よく締ったハリのある太ももの間、秘密の場所は空いた手で軽く隠されて、見えそうで見えない。
ああ、すげぇ……なんて状況なんだ。こんな素晴らしいことが俺の人生で起きるなんて。
神様、ありがとう! ボクに彼女をくれて! 大事にするよ!
感涙しそうだ。
「……どうした?」
不思議そうに、そして、不安そうに見つめる彼女。
俺は我に返った。
いや、なんでもない、そう言ってにっこり笑いかける。
俺は彼女の足を俺の肩から上げ、頭を四面楚歌から抜く。
彼女の両足首を片手で支えながら、パンツとブルマを完全に脱がす。
ぐっしょり湿った2つの布を、ちょっと持て余す俺。どうしたもんか。
ふと思いつき、彼女の両足を降ろし、床のスカートを拾いあげる。
「ちょっと待ってて」
そう言った俺をなにをするんだろう、と、身体を起こして見つめる彼女。
俺はその3つの布を、彼女の横にていねいに綺麗に畳んで置いた。
これで、おっけー!うん。
彼女を見ると目が合った。
その瞬間、彼女が、笑った。
「……あはっ……」
俺はびっくりした。破顔一笑。まさにその瞬間だけ、彼女は大きく笑った。
「……き、君は……可笑しな男だな……」
ほんのしばらく口を押さえながら、くっくっと笑う。
その声にならない声が、彼女の喉の奥で聞こえた。
俺は何か、とても恥ずかしい事をしたようだ。
「いや普通、脱いだモノはちゃんと畳むだろ。そう教わらなかったか。だってシワになるじゃんさ、それに」
頭に血が上って、早口にまくし立てる。
涼夏は机から降り、俺のほうへ来る。
手を取り、抱き寄せた。
「君は愛おしいな……本当に、愛おしい男だ……」
俺の頭と腰にそれぞれ手を回す涼夏。
いつの間にか硬度を失っていた俺のイチモツが、むっくりと起きあがってくる。
そう言えばさっき、涼夏の口に出した後、そのままだった。
「あ……硬い……」
涼夏がつぶやく。
彼女の太ももの間、何も着けていない敏感な部分に、直接、当たる。
う……気持ちいい……ぬるぬるしてる……
ヤバイ、このまま入っちゃうんじゃないか。
いや、入れたい!
あ、でも、ゴムしなきゃ、ああ、でも入れたい!
もうこのまま入れたいんダ!
俺は理性が壊れた。
本能が命ずるまま、腰を落として入れる体勢になる。
彼女は息を飲んだ。
「や、待ってくれ……まだ……怖いんだ……」
不安げな、かすれ声。
濡れる瞳。今にも泣きそうだ。
その顔を見て俺はギリギリで、理性を取り戻した。
焦ってしまった自分を呪った。
ついさっき、大事にするって誓ったのに! 最低だ!
俺はつぶやく。
「ごめん……まだ入れないよ。でも、こんなのはどう?」
彼女の腰に手を回し、肉棒を彼女の内ももの間に、ぐっと挟んだ。
親父がこっそり見せてくれたAVが役立った。
「素股、って言うんだ」
俺たちは立ったまま、揺れる。
「あ、や、きもちい……ふっ」
涼夏が快感を求めて足を真っ直ぐに伸ばし、内ももを締める。
そのまま、抱きついてきた。
ああ、これでも充分、気持ちいい。
何度も腰を突き出す俺。
俺の先っぽが、彼女の蜜を掬い取り、そのまま彼女の尻の間から、撒く感触がある。
俺と涼夏の液体が混じり合い、床に散る。
涼夏は俺の頭を抱き、髪を握りしめる。
「ふぅ……ふっ……んん……あぁ」
俺は涼夏のスベスベしているお尻を撫で回す。涼夏が顔を上げた。
そして、三度目の深いキス。舌でお互いを攻め合う。
ふぅぉおおおーッ!!ヤバい!
みなぎってきたァーッ!
俺の中で、ほら貝が吹き鳴らされ、完全武装した鎧武者たちが雄叫びを上げる!
全軍! 我に続けーッ!
うおおおおーッ!
俺はその勢いに押され、涼夏を机に押し倒した。
「あっ」
口と体が離れて、ちょっとだけ驚きの声を上げる。
俺は彼女のシャツのボタンに手を掛けた。
すでに三つ目まで開いていたので、留められているのは残りふたつ。
ひとつ、また、ひとつ。
静かに外す。
はらりと開いたシャツの間から、2つの雪玉が顔を出した。
白銀に輝いて、まぶしい。
その先端は、秘められていた紅い宝石が乗っている。
「ん……はぁ、息がくすぐったい……はぁ、はぁ」
涼夏はつぶやく。
「はぁ、君の息が、はぁ、はぁ、荒いせいだ……」
「はぁ、はぁ、涼夏も、同じだろ……」
お互いの目を見つめる。お互いが映っている。
他には、何もない。
「涼夏……入れてもいいか?」
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