ゴゴゴゴゴ……
ビーッグウェーブ!
俺のハートに大きな波がカムヒア!
俺は俺自身の先のほうを、涼夏の花弁の中心にあてがった。
「いくよ」
そう言うと涼夏はまるで、子猫のように怯えた目で俺を見た。
「はい」
はい、って! はいって言ったよ、この子は!
かわいい! かわいいぞー! うおおおッ!
たぎる気持ちを抑えて、ゆっくり、ゆっくり、涼夏の中に入っていく。
「ん……あぁッ!!」
涼夏が小さい声で叫ぶ。
俺のモノが先っぽの部分だけ、入った。
かなりきつい。
涼夏は腕をまっすぐ突き出し、俺の肩を掴んだ。
途切れ途切れの早い息をしている。まるで溺れているようだ。
「あ、はぁはぁ……あぁ……はぁはぁ……」
やや、眉をしかめている。つらそうだ。
俺はかわいそうになって思わず、聞いてしまう。
「やめるか?」
「いや……だ、大丈夫っ……」
ホントか?
「ただ……んん、しばらく、動かないで……くれ」
こんなことをして、いいんだろうか。
もしかして、俺は彼女を壊そうとしているんじゃないのか。
そんな罪悪感が頭をもたげて来る中、じっとしていた。
しばらく経った。
涼夏は落ち着いてきたようで、表情が和らいだ。
「はぁ……よし……続けてくれ」
「いいのか」
「何度も言わせないでくれ。覚悟が鈍る」
「なんでそこまで」
「君が、君が好きだからに決まってる」
「俺は……涼夏を壊したくない」
涙声になった。
涼夏が、無理に微笑んだように見えた。
「……莫迦だな……わたしは壊れたりしない。むしろ、今より強くなれる気がする」
そう言って俺の頬を両手で挟み、引き寄せた。
「わたしに足りないものを、君が与えてくれるからな」
キス。
優しい目。
俺は今、涼夏に甘えさせてもらっている。
体的には、すごくつらいはずなのに。
そうか……覚悟、か。
「……ありがとう。じゃあ……続けるよ」
「優しく……な」
うん、と答えて俺は動いた。
ゆっくり、本当にゆっくり、俺のモノが入っていく。
内側の強い抵抗を感じながら。
ぎちっ……ぎゅぅっ……
そんな感覚がある。
「く……ぁあ……っ!」
涼夏は眉をしかめ、首を横に向ける。
髪が乱れる。
「ん……最後まで入ったよ」
ついに根元まで入った。
動きを止める。
涼夏のピンクに染まった胸が、大きく上下している。
「っはぁ、はぁ、っはぁはぁ……っはぁ……」
緊張が解けたのだろう。
半分開いた口から浅く早い呼吸が、断続的に続く。
同じように半分開いた涼夏の目に、光るものがあった。
泣いてる?
「ごめん……やっぱ痛かったんだ」
涼夏はわずかに笑う。
「いや……嬉しいんだ。君とひとつになれて」
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